2003.05.04 Up Date

2003.5月吉日

先日、ボストンにいる友人のT氏から電話があり、日本に帰りたいと言っていた。

(もしかすると五月病かも・・・)

二人で飲む予定のカロンセニュールのワインはもう少し熟成した方がいいと思うので、もう少し頑張ってとT氏に激励した。

T氏は向こうからワインをお土産に持ってくると言ったが、この御時世体一つで無事に帰ってくる事が何よりだ。

「ワインは当店のワインセラーにいっぱい眠っているから心配しないで。」と言ってやった。

修行もワインの熟成も程々の時間が欲しいものだ。


2003.02.26 Up Date

2003.2月吉日

最近益々赤ワインに入れ込んでいるが、冬の寒さのせいか赤ワインの最適温度に達せず、

苦味とか香りの充分立ち上る状態で楽しめていない。

また、ワインを飲む直前に渋い紅茶を飲んだり魚系のつまみを食べたりしていて、口内のコンディションが定まらず、

そこへどんな赤ワインを飲んでもベストの味わいができない。

コツとすれば先に少しでも良いから白ワインを飲んで口を慣してから赤ワインのコースに入ると全てがうまくいく。


2002.08.13 Up Date

2002.7月吉日

先日南仏帰りの芸能リポーター、そしてワイン通の梨本 勝さんが久しぶりにひょっこり当店を訪れました。

早速地下のワインセラーに案内。ワインを買い求めてもらいました。

そして、1996年Beauneを1本栓をあけて地下の音頭でお互いの健康を祝ってグラスを共にしました。

初めは少し渋みを感じたが会話が進むに連れ柔らかな香りとブルゴーニュ地方独特のボディ、そして大きな曲線の有るロープを感じた。

つまみのブルーチーズ(空輸)とイタリアン・ミニモントル・ミニサラミ・ミラノがよくマッチングしていた。

ワインという物は楽しい会話と気持ちを高めて楽しむと、自然と力を発揮してくれる。

酔うほどに楽しいトークと元気を作ってくれると思いました。

@@@@「ワインは友を呼ぶ」@@@@


2002.06.06 Up Date

2002.6月吉日

コルク栓やボトルの口にカビが付いていて、、、と思われている方、これはワインの瓶詰めの際、

コルク栓を打ち込んだ時にこぼれたワインや、後にコルク栓からしみ出したワインが空気に触れてできたもので、

カビのチーズと同じ種類の物なので人体には影響はありません。またボトルの中のワインには生育しません。

したがって、コルク栓を抜く前、抜いた後によく拭き取れば問題ありません。

ワインの理想的な保存環境はカビの生えやすい環境でもあるので、逆に、よい状態で保存されていたとも考えられます。


2002.05.09 Up Date

2002.5月吉日

ワインに含まれる酸の中で主となるものが酒石酸です。この酒石酸がカリウムと結びつき、結晶となってボトルの底に

たまる事があります。この結晶を「酒石」といいます。白ワインなどではキラキラと光って見え、

「ワインのダイヤモンド」とも呼ばれています。これも自然の物なので品質や身体に影響はありません。

「オリ」と同じくボトルの底に沈めて上澄み部分をお召し上がりください。

今晩も美味しい1本をどうぞ。


2002.04.10 Up Date

2002.4月吉日

年代物の赤ワインに多く見られる物で、ボトルの底にモヤモヤとした物が浮かんでいる場合がありますが、

これはワインに含まれる色素や、タンニンなどの成分が熟成の過程で集合し、一部が不溶性のオリとなったものです。

この「オリ」自体は自然の物なので、身体に害はありませんが、ワインの美味しさを損なう場合もあるので、

もしオリが出ていたらまず1週間瓶を立てておき、次に2〜3週間静かに横に寝かせてしっかりとボトルの底に

沈めてください。

オリを沈めた状態で、静かに上澄み部分をグラスに注ぐか、デキャンターに移し、オリの部分は残してお召し上がりください。


2002.02.25 Up Date

2002.2月吉日

古いワインを美味しく飲む方法

一、赤ワインは冷やさず15℃位にして下さい。

二、2時間くらい前に抜栓して下さい。

三、なるべく振動を避けて下さい。

四、充分にグラスを回し香りを出す。

五、おつまみは出来ればナチュラルチーズ(フレッシュ空輸カマンベール)

フランスパンで楽しんで下さい。

六、その日はできるだけたばこを控えて下さい。もちろん飲む間も。

七、シャワーでも浴びて楽しい会話で飲んで下さい。


2002.02.04 Up Date

2002.2月吉日

今やどこもかしこもイタメシブーム

イタリアン料理先行で花が咲いているが、やはり太陽のたっぷり受けたイタリアワインの濃い香りと味が料理の味を引き立ててくれる。

特にイタリアワインを楽しむ時は必ず、オリーブオイルをたっぷりのパスタか肉のソテーがベストマッチング!


2002.01.08 Up Date

2002.1月吉日

今日から始まりましたワインコラムですが、最近考えている事やワインに関する様々な事について

気楽に綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

昨年の11月に解禁された2001年のボジョレーヌーヴォーを飲んで占ってみました。

一口飲んではあまり美味しいとは思わず、少し荒っぽいワインだと思いますので、

時間が経てば良いワインに出来上がると思います。

今年の世相にどう反映するでしょうか?

2002年のワインを飲む事が今から楽しみです。